記事一覧

新型コロナウィルスで死ぬか、住宅ローン滞納で死ぬか?

新型コロナ感染症が住宅ローン返済にどれほどの影響を及ぼしているのか?

個人事業者においては、店舗の家賃が支払えないという嘆きが聞こえてきましたよね。大学生などはアルバイトなどで家計を支えていたのにアルバイトが無くなったので生活がままならない、家賃も払えないという声もあり、営業自粛要請をした場合に保証をすると話がありました。

国民には一人に対して10万円という給付金もありましたが、当然、そんなものでは足りるはずもないですが、国も国家予算の中ではこれ以上の給付は事実上厳しいとは思います。

人と人との接触を80%控えるという事は、仕事をしないように店を閉めると街に行く必要もないので街から人がいなくなる。店を閉めることで経営者にお金も入らなくなるし、そこで働く人の収入も途絶えることになる。

人と人のつながりを断つことでお金の循環も途絶える事になるんですよね。

賃貸もさることながら住宅ローンを銀行から借りて家を購入している人も支払いが苦しくなる事が必ず起こります。数か月、数年支払えるような蓄えの備えがあればいいのですが、ギリギリの資金計画で家を購入している人には大変な時期となったと思います。

不動産の流通が起こらないことで、住宅ローンが支払えなくなるとその不動産が不良債権化するし、家賃が払えないことで投資不動産を行っている物件が不良債権化していきます。

その物件の数が多くなれば多くなるほど銀行の経営も苦しくなって潰れてくる銀行も顕在化することが考えられます。

バブル崩壊時に日本の銀行も学習してきました。バブル崩壊の不良債権を処理するのに20年も30年もかかりましたが、株価もやっと戻り少しずつではありますが景気もよくなりつつあったのですが、そこにきて今回のコロナショックが起こったのです。日本経済のダメージは、リーマンショック以上で戦後以来の日本経済危機と言われています。

不動産業界は様々な産業へのすそ野も広く影響を及ぼすことになる事も考えられます。
住宅ローン返済状況


そこで気になるデータがありますが、「新型コロナウィルスにより住宅ローンの返済が苦しくなってきましたか?」という調査で「とても苦しくなった」+「やや苦しくなった」で約39%が苦しくなったと答えてます。

まだ、始まったばかりで潜在的な不安について答えたものだと思うのですが、実際は年末ぐらいには洒落にならないぐらいに厳しい状況になっているものと思います。

景気が悪くなると弁護士の債務整理や司法書士が高い広告費を支払ってもテレビで広告を流してお金に困っている人を助けるという事で大忙しです。親身になってまともに話も聞かずに自己破産への勧めをしながら機械的に処理していくんです。

自分の家だけなら何とかアルバイトなどしながらでも繋いでいけるのでしょうが、借金をしてまでも不動産投資をしている人は覚悟が必要ですよね。
不動産業者も賃貸業者・売買仲介業者・不動産買い取り業者・建売業者の大小問わずバタバタと倒産してくることが考えられます。

今回のデータは非常に興味深く見ていく必要があります。住宅ローンを支払えなくなれば、銀行も苦しくなります。そうなれば、貸しはがし・貸し渋り等も起こってきます。

そうなると体中に血が回らなくなって一気に死に至るような経済状況になります。

コロナで死ぬか、経済的に死ぬか?

国も他人も頼れません。国も他人も大変な状況に変わりはないのです。1月から6月はかなり厳しい状況でしたが、外出規制が段階的に解除になり下半期、反転してV字回復して余計な心配だったと年末には笑い話して忘年会でも迎えられるといいですよね。


コメント

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサー

プロフィール

AI爺

Author:AI爺
不動産の仕事を初めて30年になります。不動産のことなら賃貸から売買・任意売却から競売・事故物件・収益不動産まで取り扱ってきました。現在は東京都心を中心に不動産の仕入れと販売活動中の現役バイヤーです。
日々のバイヤー活動の中で一般の素人の人達でも使えたり応用できるようなテクニックはたくさんありますので、あなたの家を購入したり売却する時に参考にしてもらえたら嬉しいです。

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村